2011年10月24日

もう1つの席

先ほどレンタルしていた着物を返却して、子どもたちの七五三が無事終わりました。
着物のレンタル、会食やお写真の予約など、舞台裏はそれなりに気を使ったけれど、2人の子どもたちがここまで元気に成長できたことを本当に嬉しく思う。参拝のとき、お宮参りの初々しい赤ちゃんを見かけて改めて我が子達を「よくこんなに大きくなったな。」と感慨深かった。

3歳の娘は写真撮影のときにどうしても笑えず不思議な表情(顎を引いてカメラを睨みつけ、口が笑っているつもりがムの字になる)で緊張していたけれど、身内だけの会食のときはニコニコ家族全員に「好き〜!!」と抱きついていた。息子は大分落ち着いていたけれど、それなりに興奮していたようで夜なかなか寝付けず「眠れない〜。」と泣いていた。1日の行動をみているだけでも、それぞれの個性が出てきているなあ、と思う。

わたしはというと、、、当日の会食の数を1つ余分に頼んでしまう、というドジをしてしまった。大人5名なのになぜか6名分。
それなりのお値段なので「もったいな〜い!!」と自分の不手際を悔やんだのだけれども、とっさに母が「縁起担ぎよ!」と言うと、お店の方も「こういうめでたい日ですので、きっと難を逃してくれたのですよ。」とおっしゃってくれた。無理矢理励ましてくれた気もするけれど、クヨクヨするのももったいないので、自分でも「足りないより多くて良かった。」と良い方に考え、ビールを飲み宴を楽しんだ。子どもが大きくなると母も図太くなる(笑)

ショーケースのように次々にお料理が並んでいくお盆を見ながら、「お父さんがすごく来たがっていたから伝わったのかもね。」と母がポツリと。
実は、ここ数年こういった子どものイベントにわたしの父は参加していない。病気のため東京までは移動が困難なので、いつもわたしの実家からは母のみ。6年前、わたしたちが結婚式や会食をしたこの場所で、父は病気ながらもまだ現役でビールも飲むことができた。同席していた主人の方のおばあさんも亡くなり、わたしの祖母も痴ほうで老人ホームへ。

おめでたい席でこういうことを思うのは不謹慎かもしれないけれど「うまく出来ているなぁ。」と思う。子どもたちがスクスクと迷いなく育つこと、親が年を重ねて老いていくことはどちらもすごく自然なこと。父は人より早く老化しておじいちゃんになった。ゆっくりと進行する父の病気をみていて、「治そう」とすることより「体が向かっていく老化のスピードに気持ちを合わせていくこと」そのことの方がしっくりいくようになった。本人にとっても、近くにいる人間にとっても。

「育つ」という前向きなエネルギーを持った子どもたちが、父や長い間父を支えている母に元気を与えたり、時には「元気過ぎて疲れる存在」だったり、体力に自信があり江戸っ子の主人の実家の影響でわたしも少しは気が利くようになったり(まだ自称ですが)、娘には話さない若い頃の話を父が主人にしたり、家族の間で色々に影響し合えることが面白く、有り難い。

懐石.jpg
posted by meg3 at 17:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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