2011年02月08日

それを聞きたかった!

公園でよく会う息子の同級生のベビーシッターのSさん。中国人の彼女からハッとする子育てのアドバイスを貰うことがよくある。

先日久しぶりにSさんに会って、子どもたちを見ながらおしゃべり。幼稚園入園前から交流があったので「Tちゃん、よくお友達と遊ぶようになったよね。昔は砂場で1人で黙々と遊んでいたのに、活発になった。」と誉めてくれた。「幼稚園に入って変わったね〜。」なんてお返事していたら、「でも、一時期Tちゃん妹のことよく泣かしてたよね。印象に残っているんだけれど、それもなくなったね。」とこれまた鋭い観察力と記憶力。

「そうそう。あのとき(幼稚園入りたて)は大変だったな〜。きっと息子はわたしにかまって欲しくて、妹に八つ当たりしていたんだよね。始めての幼稚園での緊張もあっただろうし。わたしもそういう息子の気持ちは分かっていたけれど、実際は手がかかる娘に付きっきりで、うまく接してあげられなかったの。息子からしたら『お母さんは妹の方が可愛い』って思っていたのだろうな。」と、なぜかとても素直にそのときの気持ちをSさんに伝えると。

少し沈黙、の後に。

「中国にこういうことわざがあります。両方の手に水がいっぱい入ったお椀を持って歩くとどちらかがこぼれてしまいます。だから、両方(全部)の子どもを同じだけ可愛がるのは難しいです。だから、大丈夫。」「でも、中国でこのことわざは、一般的に親ではなくて学校の先生やお医者さんに対して使われています。先生は子どもたちに同じように接しなくてはいけないけれど、人間だから『このこの方が可愛い。』とか『相性』みたいなものもあるからしょうがない、という風に。」

「Sさん、すごいよ!!その言葉を聞いたらすごく楽になるね。」と感激するわたしに、「そうですか?」と謙虚にニコニコ笑っているSさん。

だって、お椀のお水は一時的に片方が少なくなっても、何歩か歩いているうちに量が合うときも来るのだもの。

あのときにこういうこと知っていたら良かったな。一番辛かったのは体力ではなくて、自分の子どもを純粋に「可愛い」と思えないこと。もちろん今は2人とも「それぞれ」可愛い。でも、当時は息子のことを「困った子だわ。」とか「愛さなくてはいけない。可愛がらなくてはいけない。」というのが本音だった。息子に触れたときの肌の感触も今とは全然違う。そう関係がしっくりいかなかった。

育児奮闘中のお母さんたちに「子どもに気をかけてあげてください。」、それよりも「いつかうまくいきますよ。」そんな風にわたしはアドバイスしたいな。もちろん、すでに「気をかけている」という大前提あってこそだけれど。子どもに対しても、先生や他の友達に「ひいき」されたとしても、されなかったとしても、その相手を攻めたりそのことに執着するのではなくて、軽く受け入れながらも長い目でみて「バランス」をとっていく、そんな風に生きられたら楽だと思う。

書いていたらまた理想論になってしまったかな!?

「その時々、自分の内側から出てくる感情を抑制し過ぎない方が良い。」中国のことわざからそんなメッセージも受け取ったのでした。



posted by meg3 at 00:39| Comment(4) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うわ〜、目からうろこです。
なんだか心がふっと軽くなる言葉だなぁと思いました。
時々、私の母性はどこにいったんだろうかと真剣に思ってしまうことがあります。
子供達をしっかりみようとすればするほどわけがわからなくなって‥(笑)
そのうちいいバランスがとれてくるといいなぁと思います。
素敵なお話ありがとうございます。
Posted by じゅんこ at 2011年02月08日 07:11
はじめまして^^
布おむつで検索しこちらにたどり着きました。
中国の方の鋭い観察力に当たり前の様に出てくる優しい言葉
にグッと心を開いてしまいますね。。。
経験者とゆう感じで貫禄あります。
興味深いカテゴリが多いのでまた立ち寄らせてもらいます☆
Posted by マロン at 2011年02月08日 16:43
よ〜くわかります!
自分でかたくなに こうしよう!こうしないと母親として
駄目なんだ!って思ってしまうことが
よくあるので。
でも本当にできないものはできないのよね。

できない自分を認めるのも大事なことだと思っています。
Posted by ばんび at 2011年02月10日 14:18
じゅんこさん

お久しぶりです!
以前主人が「頑張れって言うのも言われるのも嫌何だよね。もう既に頑張っている人に『頑張れ』っていってどうすんの?」と言っていたことがありました。
そう言えば、ついつい「頑張ってね。」って言ってしまいますが、難しいですね。

じゅんこさんも、ゆっくりお子さんとの関係を作っていってくださいね。


マロンさん

はじめまして!コメントありがとうございます。
2人目の布おむつはあっという間で、日記少ないのですが、良かったらまたいらしてください。

マロンさんのブログも拝見させて頂きますね。


ばんびさん

自分を認める、ということが意外と難しいことなのでしょうね。子供を育てながら成長させてもらっている気がします。

実はこのSさんわたしの一つ年下なんですよ!若くていのにすごくしっかりしていますよね。日本語もすごく上手だし。

また寒い日が続いているので、お体大切に。
Posted by meg3 at 2011年02月14日 10:51
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