先月から
神田ファミリーヨガの指導者養成クラスに通っている。養成クラスと一般の健康ヨガクラスを月4回まで受講可能。養成クラスでは理論、基本ポーズとその変形ポーズの講義。比較的動きが少ない時間。一方、健康ヨガは様々な先生のヨガクラスを体験でき、すでにそれぞれのフィールドでヨガを伝えている受講者(養成クラス卒業生)たちとの情報交換も楽しみの1つ。息子が幼稚園の時間に娘をお義母さんや一時保育に預けながら、本来半年で完了するコースを1年かけてゆっくり受講する予定。
マタニティヨガのときから続けているのが沖ヨガ。ファミリーヨガも沖ヨガの系統。
クラスの休み時間よく耳にするのが「実はわたし、スポーツジムでヨガのインストラクターをしているのですが、肩こりに効くポーズを生徒さんに教えながら、レッスンが終わった後自分がものすごく肩が凝っているのです。それでここのヨガに来たのですが。」とか、「全米ヨガアライアンス取得したのだけれど、腰痛がひどくて。。。みんなそう言っているからしょうがないけどね。」といったプロの悩み。
インストラクターの生の声を聞きながら、「そもそも健康のためにヨガをやっているはずなのに、身体の調子が悪くなるっておかしいのじゃないの!?」と素朴な疑問が沸いてくるけれど、きっとこれが現実なのだと思う。「資格」「達成」といった競争心、人前で仕事するプレッシャーなど心の問題も関係していると思う。
心の問題とは別にダイレクトにポーズの取り方、クラスのすすめ方にも問題があるよう。一般にスポーツジムのヨガは運動量を上げて汗をかきやすくしたり、見た目が良いポーズを多く取り入れてお客さんに満足度を上げるつくりになっているから。また、アライアンス取得のため難易なポーズばかりを練習しているときの故障は、アスリートのものを似ている。
ファミリーヨガの先生が、「わたしたちのヨガは難しいポーズをとれるようになることが目的ではないです。自分の身体が必要なように、年齢や身体のゆがみそれぞれのヨガをするので、ヨガをして怪我をしたりどこかが痛い、というのはおかしいです。だから、1つのポーズをとる前に必ずほぐしを入れて、ポーズが終わった後も対になるポーズをとって身体に逆刺激をします。」とおっしゃっていた。わたしが沖ヨガが気に入っている理由も「自分の身体に聞きながらできる。」そこにある。特にファミリーヨガは「リハビリかしら。」と思ってしまうくらい身体に対して丁寧な動きをとる。健康ヨガのクラスもほぐしにじっくり30分ほどかけ、わたしたちが一般的に良く知っている名前のついているポーズは2、3個しか出てこないので華やかさはない。けれどクラスが終わると身体はぽかぽかしているから不思議。
他にもアシュタンガヨガやパワーヨガで繰り返される太陽礼拝に対して、月礼拝をしたり心身の調和をとる
クリパル・ヨガや、スタジオで行われるヨガを男性的なものと捉え、タオヨガ、気功などを取り入れてより女性的なヨガクラスを探求している
インストラクターもいる。難しいポーズをとりながらなのとなく無理している自分に気がついたり、今やっているヨガに違和感を感じる人も少なくないのでは。
肩こりの原因は「姿勢の悪さ」にある。
実はわたしも、健康ヨガのクラスで肩こりのマッサージを先生にしてもらって「筋肉が骨のようになっているね。このままだと首が回せなくなってしまうよ。」と忠告と対策を教えてもらった頑固な肩こり。子育てやパソコンなど理由は他にもあるけれど、決定的に上半身に力が入ってしまっている姿勢の悪さが原因。良い姿勢とは、お腹に力がこもって上半身はリラックスした(胸が開いた)状態。座ったときに腰が入るのもポイント。それには下半身の筋力強化や丹田力を付ける必要がある。ヨガのポーズを続けることで改善することも出来るけれど、単純に深く腹式呼吸をして胸椎を広げると頭に上っていた「気」が下がり肩の力が抜ける。この方法は、野口整体の
野村奈央さんに教わったものと似ている。
パソコンをする前に、首を前後左右に揺すって肩をほぐすなどいくつか意識的に実践してみたけれど、気がつくと猫背になってしまう。そして少しヨガをやっていなかったからか、以前より少し身体が硬くなったような気がしている今日この頃。「自分自身の身体が整っていないのに人に教えられるかしら?」と少し心配になりつつ、「いくら良い方法(ポーズや手当て)でも自分が実践して良かったことを生徒さんには伝えてください。だから指導者はもともと病気を持っていたり、身体が固い人の方が向いているんですよ。それに、そういう人の方が出来ない人の気持ちがわかるでしょ。」という主宰の石井三郎先生のアドバイスを励みに、まずは「ほぐし」で肩こり軽減をしましょ。